ネパールのはちみつ
蜂蜜には糖分と多種類のビタミン、ミネラル、アミノ酸などが含まれています。肌に潤いを与え、なめらかに整える働きが期待できます。古代エジプト・ギリシャの時代から化粧品に用いられ、クレオパトラは蜂蜜を用いて化粧をし、古代ローマの皇帝ネロの妻は蜂蜜とロバの乳を混ぜたローションを使っていたと伝えられています。
ネパールの天然ハチミツの養蜂所 「The Beekeeping Shop」
ネパールでのハチミツの歴史は古く、「ハニーハンター」と言われる人々が採ってくる貴重な食べ物でした。ハチミツはヒンズー文化では5つの”不老不死“の食品の一つと考えられています。アーユルヴェーダでは薬とともに飲まれたり、咳止めにも使われたり、殺菌剤としての働きもあります。消化が早く即座にエネルギーとなる食物です。
首都カトマンズ市の隣のパタン市にある「The Beekeeping Shop」は、ネパール政府とオランダの組織が協力して、貧しい農民の収入向上を目指し、養蜂家養成のための技術指導を実施した後、拠点づくりとしてスタッフが参加し、1995年に設立しました。養蜂は土地や資本のない農家でも始めることができる仕事です。養蜂設備も、非常に安く、そして、簡単に、地元材でできます。環境を守りつつ、生計を支えることのできる森の産業です。
この養蜂所では、貧困に苦しむ人々へ養蜂に関する情報を提供したり、養蜂のトレーニング、ネパールハチミツの研究、マーケティングサポート、品質分析などをしています。
ネパールのハチミツを食卓にも。
ネパールの森から届いたはちみつ
養蜂所の研究施設で、厳しい品質管理を経て販売される、まじりけのない天然ハチミツです。