椿油プロジェクト

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 陸前高田市の広田半島は温暖な気候で、昔から椿の木が多く茂っていました。今回の津波で、防砂林としての松は流されてしまった中、椿はしっかりと根を張っている為、耐え残っていたそうです。椿は油を搾って販売できるだけでなく、海岸に植えれば防風・防潮にも役立ちます。そして、観光資源としても美しい花を咲かせます。「地元にあるもので産業を起こしたい」「椿の里にしたい」という共通の想いで陸前高田の方々と一緒に一歩を踏み出すことができました。

 

気仙椿を増やす取り組み

 椿油の原料は、国産藪椿の実100%使用です。現在は気仙地域の椿の実だけでは量が足りず、利島など伊豆諸島の産地にご提供をいただいています。少しずつ気仙椿の割合を増やせるよう、2013年5月25日、26日と、2014年5月17日、18日に植樹ツアーを企画し、全国各地から集まった延べ100名を超えるメンバーで、150本の椿の苗を植樹しました。植樹しても実がたくさん採れるまで20年近くかかります。それまで大事に育てなければなりません。製油工房「椿のみち」の女性たちが水やりなどこまめに世話をし、一本一本丁寧にみながら、専門家のアドバイスに従い育てています。みんなの想いが伝わったのか、環境の違う土地で必死に生きようとしていた椿の苗も新芽が出てきて、何とか根付いたようです。これからも様子を見守っていきます。

 

>> 植樹のツアーの様子はトピックスをご覧ください